2021年春号
のれんメール
のれん令和3年3.4,5月号
●駕に居て東風に向ふやふところ手 太 祇(三 月)
●何事ぞ花見る人の長刀 去 来(四 月)
●ちりて後おもかげにたつぼたんかな 蕪 村(五 月)
<新歳時記>より
●おふくろの味 ☆ちらしずし
桃の節句はちらしずし。和漢三才図会に<コケラずし>のことが書いてあるが、それの進化したのが、ちらしずしで、皿に盛れば、バラバラになるからバラずしともいう。
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日常何気なく使用している食品について考えてみよう。
●胡麻・ごま
中国・インドなどで、古くから栽培されていたが、日本でも奈良時代に胡麻子として記録されているから、それ以前から栽培されていたものと思われる。
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●老舗と私
★小倉屋・をぐら昆布
昆布は喜ぶに通じ祝い事の引き出物によく使われている。お正月料理をはじめ、縁起物として結婚式の結納用に「子生婦」として、丈夫な子どもが生まれるようにとの願いが込められていた。
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●老舗と私
★長崎堂・カステーラ
大正8年の創業から今日まで、代々築かれた歴史と伝統、精神は燦然と輝き、製品に引き継がれている。そして、カステーラ以外の多彩な洋菓子の数々にも受け継がれているのである。
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