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のれん誌
2017年03月発行

のれんメール

img9_illust05のれん2017,3,4,5月号

●春日野の大杉立てりくらべ馬     多佳女(三 月)
●古草や昔男の垣根草         虚 子(四 月)
●新緑の川に映りて牛の列       星 城(五 月)
                    新歳時記より
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青葉・若葉に

WS000006 日本の四季を色に例えたら、春は萌黄、夏は青、秋は紅で、冬は白と答える人が多いそうだ。日本の風物を端的に表現していると思う。

 中国では、春は青、夏は朱、秋は白、冬は玄(くろ)となる。春は人生の青春を位置づけ、夏は太陽で、秋は24季節の白露(はくろ)、冬は太陽に遠くて暗い。と、日本の絵画的発想に比較して、多分に思想的、哲学的な発想があるようだ。気候・風土の相違からくる国民性の違いからくるのだろうか?。

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老舗歳時記  総本家 小鯛雀鮨 すし萬

WS000001★承応二年大坂船場からはじまりました。
 すし萬の祖先は承応二年(1653)魚の棚(現高麗)で魚屋を開業し、天明元年(1781)に雀鮨専門店となりました。

 雀鮨は浪花江鮒(ぼらの子)で作られた古来よりの大阪名産であり、魚の保存を目的とした料理で、魚の腹にすし飯を入れると、その姿が雀に似ていることに由来しております。
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老舗歳時記  ヒガシマル醤油株式会社

WS000003風土記の昔、日下部(くさかべ)の里と呼ばれていた龍野市は、古代より播磨の中心として発達してきました。その中にあって、ヒガシマル醬油株式会社は、龍野の町と共に栄えてきました。
 龍野を流れる揖保川の水は、全国でも稀にみる鉄分の少な欠かせないものだったのです。

・この清らかな水。
・播州平野の豊かな小麦と米
・山間部の質の良い大豆。
・赤穂の良質の塩。       
これらが、おだやかな気候に恵まれて、醬油産業が発達してきたのです。
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食べころ

WS000002どんな食べ物でも<食べころ>というものがある。
冷やして食べて美味しいものは、箸をつける寸前まで冷やしておく。熱いものは、器まで暖めておく。だからいったん食卓に並べてしまってから、「今、食べたくないから後にする」なんて言おうものなら、母はひどく落胆したものだ。「食べころだったのに」と嘆く。そんな母に押しつけがましさを感じたこともあったが、料理をする立場になってみて、初めてその気持ちが理解できた。
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