<コロナに負けない抵抗力をつけよう>

肉、卵、野菜 新型コロナウイルスに負けない抵抗力を身体につける為に、好き嫌いを言わずに食生活に気をつけるようにしましょう。栄養の基本はいろいろな食品をまんべんなく食べることで、感染症の予防につながることになります。
①蛋白質  
 ◎肉類、魚介類、卵は血液や筋肉、強い骨をつくる
                           
 ▲肉類  牛肉、豚肉、鶏肉等あるが、高齢者は肉を食べないという人に時々会うが、高齢者でもやはり肉類を摂取した方が良い。勿論適量を考えてのことである。

 ▲魚介類  日本人は魚の好きな人類といわれているが、白身よりも青身の魚を摂取した方が良い。青魚はどうもという人は案外多いが、何としてでも、口に入れる工夫をしてみては如何? 例えば、鯖を<さばずし>にするとか。少しの手間を掛けるだけで、鯖が食べられるようになったとか、ということも聞いたことがある。
 鯖は三枚におろし、ベタ塩をして六時間ほど置く。生臭さと、水分を鯖の身から追い出すためである。
 塩をした身をサッと水で洗って、酢洗いをする。パットに酢を少量とって、身の両面を酢にひたす。酢洗してから皮を剥がす。小骨は毛ヌキでぬきとり、腹骨はすきとる。
 鮨飯は好みの調理をし、ぬれ布巾の上へ酢洗した身を皮目の方を下にしてひろげ、鮨飯を棒状にして、身の上にのせ、布巾で巻いて形を整える。魚の身三に対して、飯七くらいの割合いが良い。
 あらかじめ甘酢に昆布で包み、さらに竹の皮やラップで、ピッタリと包んで、一ト晩おいて置く。
 食べる時は、包みを解いて、昆布で包んだままを食べ頃に切って、昆布をはがして食べる。鯖の押し寿司をバッテラというのは、形がバッテイラ(短銃)に似ているからで、鯖の身をうすく包丁でそいで、押し寿司にしたもの。
 鯖鮨は<甘辛のれん会>加盟の「鮨萬」で、押し寿司は「吉野寿司」が有名である。
 昔から、全ての鯖鮨には{冷酒}といって、ピッタリ合うと言われてきたが、下戸には{甘酒も良い。}
                            
 ○うなぎ  土用の鰻について語られる場合、必ず登場するのが、「平賀源内」である。源内が懇意にしていた鰻屋が、商売がうまくいかない。なんとかして、夏場に脂っこい栄養のある鰻を人々に食べてもらいたい、と相談を受けた源内は、早速筆をとり「今日は土用丑の日、うなぎ召しませ」という看板をだしてやった。たちまちその鰻屋は繁盛し、毎年土用丑の日に鰻を食べるようになった。
甘辛のれん会加盟店の「菱富」は、江戸風でありながら、大阪の名物となった老舗で、秘伝のタレを用いている。
                                 
 ▲卵  いうまでもなく、和食・洋食・中華料理、どこの国の料理にも使われている便利な食材である。ヒヨコが卵から産まれ出て、すぐに歩き出す力を持っていることが、近来注目されているが、昔から重宝されている。