老舗歳時記  総本家 小鯛雀鮨 すし萬

WS000001★承応二年大坂船場からはじまりました。
 すし萬の祖先は承応二年(1653)魚の棚(現高麗)で魚屋を開業し、天明元年(1781)に雀鮨専門店となりました。

 雀鮨は浪花江鮒(ぼらの子)で作られた古来よりの大阪名産であり、魚の保存を目的とした料理で、魚の腹にすし飯を入れると、その姿が雀に似ていることに由来しております。

当時、幸運にも京都の仙洞御所へ献上する機会に恵まれ、材料にも吟味を重ね、兵庫県は西宮沖、戎神社の前の海で獲れた小鯛二歳ものをもちいて献上いたしましたところ、ご好評を賜ったことから、これを「小鯛雀鮨」と名付け「総本家小鯛雀鮨」を名乗り、代々世襲じております。
明治元年には「北御堂」で明治天皇の御用命を蒙り、御膳所御用御包丁人の看板が下されました。その後昭和二十五年四月に組織を法人に改め、今日も尚、昔ながらの調理法に則り、材料選びに日々、心血を注いでおります。


 小鯛は日本近海の天然物に限り、お米は、独自の配合、昆布は北海道産の真昆布、お米に良く合う京都の醸造酢を使用しています。
 遠く祖先から現代まで脈々と受け継がれてきた、伝統の技を守り続けることを天職とし、今日もこれからも小鯛雀鮨を皆様にお届けいたします。


●創業以来の歴史が語る大阪伝統の逸品「小鯛雀鮨」<登録商標>「古伝桶詰」は、ご予約限定商品です。価格が変動する場合もありますので、ご了承ください。
●圧(お)しすし  ◎天然小鯛の二歳もののみ使用し、古法に則り調理した「小鯛雀鮨」
◎活車海老と鯛の白身の圧すし、紅白の色味が祝品にも適している「よこほり」◎すし萬独自のバッテラ「柳すし」登録商標の「阿奈古すし」「宇の丸」「いそ巻」「万寿巻」「阿奈古巻」等。
●旬のおすし  ◎春から旨味を出す「鰺の圧すし」◎晩夏より脂がのりだす「秋刀魚の圧すし」◎身が締った肉厚の鯖を北海道産の黒板昆布で〆た、特別な冬の味「鯖姿すし」
「登録商標」の恵方巻き。縁起を担ぎ、七福神に因んで七種の具材で作った「招福巻」・鰻と海老を巻き込んだ豪華な恵方巻「来福巻」
●お茶会や観劇、季節の行楽のお供に ◎お好み詰め合わせ「吹き寄せ」「本ちらしすし」
●はこすし お客様に合ったすしを詰め合わせいたします。木箱・紙箱入り。
 圧倒される重厚さ、品格、美味、全て兼ね揃えた逸品で贈り物に最適。   編集部