老舗歳時記  ヒガシマル醤油株式会社

WS000003風土記の昔、日下部(くさかべ)の里と呼ばれていた龍野市は、古代より播磨の中心として発達してきました。その中にあって、ヒガシマル醬油株式会社は、龍野の町と共に栄えてきました。
 龍野を流れる揖保川の水は、全国でも稀にみる鉄分の少な欠かせないものだったのです。

・この清らかな水。
・播州平野の豊かな小麦と米
・山間部の質の良い大豆。
・赤穂の良質の塩。       
これらが、おだやかな気候に恵まれて、醬油産業が発達してきたのです。



 旧藩の脇坂候の保護もあって、江戸時代には、醬油の銘醸地として、全国的に知られ今日に至っています。
 天正十五年(1587)に丸尾孫右衛門、天正十八年に栗栖屋横山五郎兵衛によって創められました。
 その間、京・大阪の文化に育まれ、洗練され、日本人の食生活になくてはならないものとなり、外国人の間にも評価され、実に430年にも亘り、醬油を造り続けてきたのです。


 古くは京料理よりはじまり、日本料理に大きく関わりを持ち、馴染まれてきましたが、今は、和・洋・中華を問わず活用されています。材料のもつ味わいを大切にしながら、自然の色に仕上がるのが、、広く消費者に理解され、定着されてきたのです。


 因みにヒガシマル醤油株式会社は、多様化する食生活のニーズに応えるため、時代の変化に即応した製品を次々と開発し、色、味、香りの研究をはじめ、実際に即した調理に関する製品は、約200種類以上もあります。ご家庭のキッチンのパイオニアなのです。粉末調味料は、他に追従を許さない優れたものが沢山あります。


★全国的なシェアを誇る淡口醤油 ★うどんスープ とても便利。うどんはもちろんのこと、どんな料理にも、もうひと味、何か欲しいなと言う時の強力な助っ人で、僅か一振りで、ぐ~んと味が引き立ちます。 ★らーめんスープ これも便利。らーめんは美味しく、評判はよろしいが、焼きめしのかくし味になり、少し使うだけで、プロなみの焼きめしが出来上がります。★その他、多すぎて紹介しきれませんが、色々お試し下さい。
                                    編集部