のれんメール

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のれん令和5、3,4,5月号
●道明寺土筆のご飯出されけり      桃 下(三 月)
●草餅に烙印おすや松の茶屋       為 王(四 月)
●再びの病にかちて薄暑かな       立 子(五 月)
           <新歳時記より>
●そわそわと桜咲いたか散歩道      宣 子
●廻りくる新芽鮮やかもの思う      宣 子

     <この季節 いつでもお傍に 甘辛のれん会の 老舗の品を>
                               

 記録的な寒さもやっと凌いで、三月を迎えやれやれ一息というところで御座います。不思議なことに三月というだけで、なんとなく和やかな華やいだ気分になります。
関西ではお水取りが終わらないうちは、まだ寒い日があり、本当の春は、お彼岸を待つことになります。
 三月は雛祭り、お水取り、お彼岸、春分、四月は新学年度、新財政年度、入学式、入社式、復活祭、花まつり、五月はメーデー、憲法記念日、みどりの日、こどもの日、世界赤十字デー、看護の日、沖縄本土復帰記念日等々。その他記念日とか、多くの行事が控えております。
 春暖の時季は、我々にとっては正念場で御座います。新鮮なものを如何にして日保ちさせるか? 手間ひまをかけてつくることによってお客様の信頼に応えてまいりました。
 家伝・伝統として受け継がれてきたものと、新しい研究とあいまって、時代のニーズに合わせて新しい<のれん>の味を作っております。
 お祝い、行楽、贈答用に、安心していただいて、ご用命のほどお待ち致しております。
                甘辛のれん会代表幹事 大阪の駿河屋主人 岡 本 全 晃