のれんメール
●山椒をつかみ込んだる小なべかな 一 茶(三 月)
●甘茶汲むとしはもゆかぬ尼ぜかな 立山子(四 月)
●方丈に今とどきたる新茶かな 虚 子(五 月)
新歳時記より
<人生の 節目の節は 甘辛のれん会の 信頼の品を>
季節は移ろい、森羅万象全てのものが、何事もなかったように、春を伴ってやって参ります。関西では、奈良二月堂のお水取りが終わるまでは、春は来ないといわれています。或いは、とに角お彼岸が済まぬことには、と、春を待ちわびます。
新鮮な食材を、手間ひまかけてつくることによって、お客様の信頼に応えてまいりました。家伝・秘伝として受け継がれてきた、手づくりが、更なる研究とあいまって、今年も新しい<のれん>、の味をつくりました。
春の行楽、ご贈答用に、いつでも、どこでも、どなた様にも安心の<のれん>の味をどうぞご賞味下さい。
甘辛のれん会 大阪の駿河屋 主人 岡 本 全 晃