のれんメール
秋高し空より青き南部冨士 青 邨(十 月)
神農の祭りの虎をもらひけり 一 杉(十一月)
なりふりもかまはずなりて着膨れて 虚 子(十二月)
新歳時記より
<贈り物は 皆様すでにお馴染みの 安心と 信頼の品を>
11月1日より米穀年度が始まりますが、我々の作りますものの原料となる穀物類も、新しいものに切り替えられます。新穀がしっかりでまわって、新しい材料を吟味してつくっております。
永年培われた伝統と、新穀の真味が相まって、その上に皆様方のご期待に応えるべく、より良いものをとの心をこめてつくりました。きっとお気に召していただけるものと、存じております。
自然の美味しさは、やはり、出来たてでございます。お買い上げ下さいましたらば、なるだけ早くお召し上がりください。と、お願い申し上げます。
ゆく秋を惜しみつつ、冬のあしおとを感じながら、来客のおもてなしに、ご家族の団欒に、われわれの作りましたものが、お役にたてれば……。と、願っております。
甘辛のれん会 大阪の駿河屋 主人 岡 本 全 晃