冷たいもの

photo15.jpg この季節は、何といっても冷たいものが食欲をそそる。先ず夏の風物詩といえば、冷やしそうめんが頭に浮かぶ。

  そうめん(素麺・索麺)は<延喜式>に索餌(むぎなは)とある。奈良時代に唐から伝来した手法といわれているが、神話の三輪伝説より大和の三輪が発生の地といわれている。

 そうめん(素麺・索麺)は<延喜式>に索餌(むぎなは)とある。奈良時代に唐から伝来した手法といわれているが、神話の三輪伝説より大和の三輪が発生の地といわれている。今までは、手伸製の方が品質が優良で評判が良かったが、最近は機械製のものも良くなり、価格も手ごろとなっている。縁側などで浴衣を着て、すだれ越しに庭を眺めながらすすったそうめんの思い出は、懐かしくて忘れることはない。

 そうめんを食べるというより、<すする>という言葉があるが、すすりこんだ時に発する<オト>が微妙に美しく感じることもあるが、殆どの場合下品なイヤな気分にさせられることが多い。人前でそうめんを食する時は気配りも必要と思う。

 お店でそうめんを注文すると、スイカが上にのっていることがよくある。我が家では別の器にしている。そうめんの純粋な香り・味わいがそこなわれ、スイカの甘味が損なわれるように思うからである。

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冷やっこ
 豆腐は大豆を原料とし、良質のタンパク質を含んでいて、栄養価値が高くて、料理しやすく、しかも食べやすく、消化しやすい。冬は湯豆腐、夏は冷やっこ、味噌汁の実、その他多くの豆腐料理があり、言わば豆腐は年中“旬”なのである。

 奈良時代に遣唐僧らにより伝えられ、室町時代に禅宗の僧らによってタンパク源として重用された。

その他
 冷麦・冷やし中華・魚そうめん・冷しゃぶ・スイトン・冷やし葛饅頭・数え上げればキリがない。

(A・A)