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	<title>甘辛のれん会 &#187; 2020年春号</title>
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	<description>甘辛のれん会のウェブサイト</description>
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		<title>のれんメール</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Feb 2020 15:05:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[amakara]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>のれん令和２年3,4,5月号 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ●行灯で菜をつみにけり春の雨　　　　　 [&#8230;]</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2016/06/img9_illust05.jpg"><img src="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2016/06/img9_illust05.jpg" alt="img9_illust05" width="180" height="149" class="alignnone size-full wp-image-377" /></a><br />
のれん令和２年3,4,5月号<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
●行灯で菜をつみにけり春の雨　　　　　一　茶（三　月）<br />
●木蓮や雲やはらかにゆきかひて　　　　峡　川（四　月）<br />
●六十にして生れし家の柿若葉　　　　　水竹居（五　月）</p>
<p><span id="more-1309"></span></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　　＜真心を込めて　贈りたい先様に　真心を込めて創った　老舗の品を＞<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　奈良・二月堂のお水取りも済み、春のお彼岸が終われば、あっという間に春たけなわとなります。寒暖の差が激しかった今年の冬でしたが、どんな春が来てくれるのでしょうか？<br />
　食品を扱います我々にとって、これからの春の季節の移ろいは、正念場となります。<br />
　自然のままの美味しさを大切にした、最高のものを、新鮮なうちに極限の真味をご賞味いただきたいと念願いたしております。真心を込めた老舗の品のご用命をお願い申し上げます。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　甘辛のれん会　　大阪の駿河屋主人　　岡　本　全　晃</p>
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		<title>●海の幸・山の幸</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Feb 2020 15:03:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[amakara]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>★桜鯛　　春暖と共に陸地近く群来する鯛のことで、産卵期を前にして、味もよく、漁獲量も多い。淡紅色の美しさから「 [&#8230;]</p>
<p>投稿<a rel="nofollow" href="http://amakaranoren.com/2020/03/01/%e2%97%8f%e6%b5%b7%e3%81%ae%e5%b9%b8%e3%83%bb%e5%b1%b1%e3%81%ae%e5%b9%b8/">●海の幸・山の幸</a>は<a rel="nofollow" href="http://amakaranoren.com">甘辛のれん会</a>の最初に登場しました。</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/fa9d926d55823626f0c60e03f9a5af83_s.jpg"><img src="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/fa9d926d55823626f0c60e03f9a5af83_s-300x200.jpg" alt="fa9d926d55823626f0c60e03f9a5af83_s" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1343" /></a>★桜鯛　　春暖と共に陸地近く群来する鯛のことで、産卵期を前にして、味もよく、漁獲量も多い。淡紅色の美しさから「さくら」の名が冠せられたが、実際は晩春期、花が散って、若葉になる五月初旬、中旬が最盛期で、古来瀬戸内海を本場とし、俗に「魚じま」と称せられている。<br />
年間を通して豊漁期だから魚の島が築かれるとの意だろうが、中心をなすのはこの鯛で、特に初鯛、魚島鯛、金山鯛と呼んで珍重した。従って、初網に入ったものは、飛び離れた祝儀値で取引された。<br />
　八十八夜を中心として約一カ月間、鮮鱗の美味を味わうことが出来る。<br />
<span id="more-1314"></span></p>
<p>　<br />
☆古く瀬戸内海にある伝説「日本書紀」神武天皇の条二年（192）夏六月朔、天皇が長門豊　　浦津に駐伯中のところへ、神功皇后が赴かれ、途中、タダノミナトで船上にて食事をとられると、幾多の鯛が船側に集まり、皇后が試みに酒を注がれると、鯛はたちまち酔って、水面に浮かび漁師は思わぬ獲物に「聖王賞（たま）う所の魚」と歓喜したとて、毎年六月になると、多くの鯛がさながら、酔えるが如く、水面に浮かび上がり、名付けて「浮鯛」と呼ぶという。<br />
　<br />
★桜煮　　生ダコの贓物をとり、充分に塩もみして洗いあげたのを、ブツ切りにして水気を切り、酒とミリンを煮たてた中へ入れて煮て、サクラ色になったところへ塩、砂糖、最後に醬油頽で味加減をする。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
★桜味噌　　嘗め味噌の一種。麦麹を用い、アメ、サトウを多く加えて、キンザンジ味噌のように甘く創ったもの。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
★桜飯　　水、酒、醬油を好みに加減して炊いた色ご飯のこと。仕掛けた米の上に煮出し昆布をのせ、水の引き加減に手早く引き出すと、飯の味が良くなる。関西では、好みの具を入れて、炊いたのを「炊き込みご飯」「色ご飯」があり、各家庭でもよくみかけるが、「桜飯」は、案外あっさりして、口あたりがいい。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
★桜餅　　蒸し菓子のひとつ。江戸時代に柏餅の類似品として、長明寺内に売り出したのが元祖で、春時の名物になり、淡雅な風趣が江戸の人々の嗜好にかなった。もとは小麦粉の皮に小豆アンを包んで、上を塩漬けの桜葉でおおい、蒸したが後には皮に米粉を用いた。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葛　城　陽　子</p>
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		<title>●花に寄せて</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Feb 2020 15:02:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[amakara]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>★蠟梅（ろうばい） 　あれは、もう40年も前のこと、当時郷土研究会に入会して熱心に歴史を学んでいた頃、先輩の幹 [&#8230;]</p>
<p>投稿<a rel="nofollow" href="http://amakaranoren.com/2020/03/01/%e2%97%8f%e8%8a%b1%e3%81%ab%e5%af%84%e3%81%9b%e3%81%a6/">●花に寄せて</a>は<a rel="nofollow" href="http://amakaranoren.com">甘辛のれん会</a>の最初に登場しました。</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/d0419b09f39386197159fc85e23bcee1_s.jpg"><img src="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/d0419b09f39386197159fc85e23bcee1_s-300x200.jpg" alt="d0419b09f39386197159fc85e23bcee1_s" width="300" height="200" class="alignright size-medium wp-image-1347" /></a><br />
★蠟梅（ろうばい）<br />
　あれは、もう40年も前のこと、当時郷土研究会に入会して熱心に歴史を学んでいた頃、先輩の幹部の方のお宅へ、所用があり、序でに歴史について話しこんでいた折りに、広い庭にも案内していただいた。<br />
<span id="more-1346"></span></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　其の時はかなりのご高齢で、庭の手入れもできないので、「丹念に育ててきたけれど、年齢には勝てず、残念だけれど、全部取り払うことになっている」と寂しそうにいわれた。そして「今日、来て下さったのも、なにかのご縁があるのかもしれないと思うので。良ければ、好きなものを、差し上げたい」と言われた。<br />
　欲しい物は沢山あったけれど、そんな時、私の眼に止まったのが、風に香りを運ばせて、美しく咲き誇っている。蠟梅だった。丁度この時期、花の少ない折りだったのだ。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　わざわざ、固くなっている土を掘り起こし、持ち帰りやすいように荷づくりをして下さった。そこまでしていただいたら「後で、家の者がいただきに来ます」と言いづらくなり、歩いて小一時間程かかるわが家まで、それなりに重い蠟梅の樹と自分の荷物を持って一生懸命に歩いた。私にとっては、非常に思い入れの深い＜蠟梅＞なのである。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　かくしてわが家に、いついた＜蠟梅＞は、毎年沢山の花を咲かせ、庭一杯に香りを放ち、私を喜ばせてくれた。ご近所の皆様にもお配りして、喜んで下さった。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　惟一、困ったことは、花が小さい割りに葉が大きく、花が咲く前に黄色くなって、散り始めることである。冬の冷たい風にあおられて、雨が降ろうものなら、隣家の庭にまで飛んで、へばりついているので、朝になって、大急ぎで庭に入いらせていただいて、お掃除をする。　<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　今年になって、思いもかけず、不覚にも骨折し、入院を余儀なくされ、１か月足らずで退院したけれど、帰宅してからも、家族の世話になり、庭のことも気になりながら、放置していたが、蠟梅の葉は、嫁が、掃除をしてくれていたので安心していたけれど、なんと、お正月を過ぎても私の部屋からは、花が見えないので、恐る恐る庭へ降りてみると、蕾が一つもなくて、勿論花は咲いていない。ショックは大きかった。</p>
<p>今も未だ落ち込んでいる。植木屋さんに頼んで、教えてもらって、来年は何とか、花が咲くように頑張ろう。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東　雲　宣　子</p>
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		<title>●老舗と私　　菊正宗株式会社　　清酒＜菊正宗＞</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Feb 2020 15:01:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[amakara]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>　菊正宗と私とは古くから縁があって、子どもの頃に遡る。父は来客の接待には、必ず、＜菊正宗＞を用いていた。母も贈 [&#8230;]</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/WS000000.jpg"><img src="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/WS000000-300x282.jpg" alt="WS000000" width="300" height="282" class="alignright size-medium wp-image-1358" /></a>　菊正宗と私とは古くから縁があって、子どもの頃に遡る。父は来客の接待には、必ず、＜菊正宗＞を用いていた。母も贈り物には＜菊正宗＞をわざわざデパートまで出向き、贈っていた。幸せそうに飲む父を見て育ってきた私は、＜菊正宗＞に親しみを感じていた。</p>
<p>　長じて、就職した会社が、＜菊正宗＞と関係があり、１年に一度くらい社長がお見えになり、其の時は、本社から社長が大阪支社まで出てきて、それこそ会社を挙げて、お迎えしていた。入社して初めてこの光景を見た時、私は心底驚いた。社長が来られたと社員が総出で出迎えたのに、その社長が、丁重にお迎えしているこのお方は、神様みたいだなと、思った程であった。父が飲んでいた＜菊正宗＞のお酒の社長さんが、こんなにえらいお方だったのか。其の時の驚きは、今でもしっかり私の脳裏に焼き付いている。<br />
　　<span id="more-1334"></span></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　父の影響で＜菊正宗＞を飲んでいるが、＜菊正宗＞は辛口で「男酒」といわれているけれど、馴染んでしまっているので、辛口だなと意和感を感じたことはない。でも、「アツ燗」「ジョウ燗」「ヌルメの燗」「ヒヤ燗」については、吾れながらうるさい。<br />
　ご縁があって、＜のれん＞を編集させていただくようになって、幼少から親しみ、馴染んできた＜菊正宗＞が＜甘辛のれん会＞の会員だと知り、一人よがりで、深い絆を感じた。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　＜菊正宗＞は、万治二年（1659）に摂津国兎原郡御影郷（現在の神戸市東灘区御影）に於いて創業以来、現在に至る三百六十年に及ぶまで、たゆまざる研究で、その時代を先取りし、日本酒のトップメーカーとして、ブランドを守り続け、常に業界のトップをゆく。<br />
　四季醸造蔵＜菊栄工場＞を昭和四十年に既に完成させ、＜菊正宗＞を一年中供給できるようにした技術革新は、業界でも注目を浴びた。<br />
昭和五十年に「辛口宣言」を行い、それまでは、日本酒の主流だった甘口傾向を一変させ、辛口ブームの口火を切った。海外に於いても、順調に実績を伸ばしている。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　1960年に業界のトップを切って、＜菊正宗酒造記念館＞が竣工され、、酒文化の向上、消費者との交流を深めた。しかし、神戸を襲った大震災で、惜しくも崩壊、1999年に復興された。見学させて戴いたが、洗米からお酒の出来上がるまでの工程を、順序に従って展示されており、それに伴う道具類も置かれていた。係り員の説明により、昔日の、日本酒の酒造りが良く理解された。「日本酒文化伝承の館」であると実感を受けた。<br />
　樽の木目に神々しいまでの美しいツヤは、先人の汗と酒造りへの情熱が、込められているのであろう。杜氏たちの「思い入れ」が直に伝わってきた。これこそ「伝統の味」だ。出来たての吟醸酒を飲ませてもらったが、「美味いツの一言」に尽きる。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梶　康子</p>
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		<title>●老舗と私　　株式会社先春園本店　　御銘茶</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Feb 2020 15:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[amakara]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[2020年春号]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>　＜先春園＞との絆は深い。幼少の頃、母は来客があると、必ず、別の茶筒から茶葉を取り出して丁寧に茶を淹れていた。 [&#8230;]</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2016/12/otya.jpg"><img src="http://amakaranoren.com/cms/wp-content/uploads/2016/12/otya-300x199.jpg" alt="otya" width="300" height="199" class="alignright size-medium wp-image-500" /></a>　＜先春園＞との絆は深い。幼少の頃、母は来客があると、必ず、別の茶筒から茶葉を取り出して丁寧に茶を淹れていた。ある日おねだりして、序でに淹れてもらったところ、お客様用のお茶は、日常に飲んでいるお茶と比べて、こんなに美味しいものなのかと驚いた。以後来客があると事前に解っている時は、家にいるようにして、＜ついで＞におねだりをするようになった。<br />
　母は「これは、上等のお茶だから常に飲むものではないの。商売用のものだから、家の者は飲んではいけないのよ」と内緒でくれた。そんなことを云いながら、母もそっと残りを淹れて、二人で、見つめ合いながら、こっそり飲むこともあった。<br />
　<span id="more-1338"></span></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　就職した会社でも驚いたことに、先ず眼についたのが、＜先春園＞のお茶であった。社内を仕切っている古参の女子社員に聞いてみると、「貴女、若いのにお茶のこと、よく知っているのね」と、いいながら、「うちの会社のお茶は、美味しいと評判がいいのよ。他社の方が、外廻りをしていて、疲れたなと思った時に、うちの会社が脳裏に浮かんで、商談の予定もないのに、お茶を飲みにやってきて、何気ない雑談の内に商談が成立することもあるのよ。でも、全社員に上等のお茶を毎日飲んでもらうことは、経費の都合もあるので、＜先春園＞にお願し、製茶の工程で、出る粉を戴いているの」と答えが返ってきた。随分昔の話である。<br />
　おそらく、母もこれに近い考え方を持っていたのだろうと納得した。今となっては、母に聞くすべもない。<br />
　やがて、私自身が主催して、お茶会を催した時、＜先春園＞のお抹茶を使用したが、ご招待の皆様から好評を戴き。多いに面目をほどこした。母にも＜鶴屋八幡＞のお菓子とともに「先春園」のお茶をお供えし、「これは内緒でこっそり飲まなくていいのよ」と話しかけながら、ゆっくりいただいた。<br />
＜先春園＞の屋号は、初代源之助の友人の学者が、<br />
　「中国の明の皇帝の茶園があって、先春山と言った、その名を拝借して、＜先春園＞と名付けると良い」<br />
と勧めたから、源之助は＜先春園＞と改めた。<br />
　近年、アメリカで「発がん物質と、日本の緑茶を一緒に飲んだマウスは、発ガン物質だけのグループに比べ、ガンの発生率が50％以下になる」と発表してから、日本で見直され、食生活が、洋風化しているとはいえ、お茶の自然の香りは、心に安らぎを与えてくれる。まして老舗の＜先春園＞のお茶は、私の心を癒やしてくれる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　梶　康子</p>
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