<お蔭様で60年>
昭和27年(1932)1月に甘辛のれん会が結成されて、今年で60年になりました。甘辛のれん会は、「連合して其の名声をあげるために結ばれた集団」と、その会則にうたわれている通り、<のれん>誌を通じて、食文化への探求と啓蒙にと。甘辛のれん会のPR活動とともにユニークな活動を続けて参りました。
会員は代々伝えられた名声を受け継ぎ、創始者の初志を守るだけでなく、常に前進して、時代の変化をキヤッチし、新しいものを創造する意欲を以って時代のニーズに応え、なおかつ時代を先取りする努力を常に心がけております
甘辛のれん会の会員は、京阪神の食品業界に於いて、それぞれの分野の代表的な地位にある老舗ばかりです。
甘辛のれん会結成と同時に、甘辛のれんのPR誌を、ということで<のれん>が創刊されました。その間60年、感謝の気持ちでいっぱいでございます。ずいぶん多くのご愛読者に支えられて、今日までやって参りました。心より御礼申しあげます。
10年・20年・30年・40年・50年・60年、時代と共に変化して参りましたものの、今後も変らないのは、食品の真味を探求し続けることだと思っております。
創刊当初は、たった一枚のタプロイド紙であったが、内容は、読み応えのある記事で各老舗が、商品と共にお渡しする<のれん>は次第にフアンが増えて、毎月の月始めに発行される<のれん>を待ちかねて各老舗に足を運んでいただく方も多々おられました。
バックナンバーを揃えたいという嬉しいお便りもたくさんいただき、感動したこともありました。
当初は、故大久保恒次氏が初代編集者として健筆をふるわれ、品格のある独特のPR誌として、基礎を作り上げました。その後を受けて梶康子が、至らぬながら、皆様に教えられ、支えられて、少しでも先人の意思に沿いたいと頑張って現在に至っております。今後も宜しく御指導の程よろしくお願い申しあげます。
梶 康子
10年・20年・30年・40年・50年・60年、時代と共に変化して参りましたものの、今後も変らないのは、食品の真味を探求し続けることだと思っております。
創刊当初は、たった一枚のタプロイド紙であったが、内容は、読み応えのある記事で各老舗が、商品と共にお渡しする<のれん>は次第にフアンが増えて、毎月の月始めに発行される<のれん>を待ちかねて各老舗に足を運んでいただく方も多々おられました。
バックナンバーを揃えたいという嬉しいお便りもたくさんいただき、感動したこともありました。
当初は、故大久保恒次氏が初代編集者として健筆をふるわれ、品格のある独特のPR誌として、基礎を作り上げました。その後を受けて梶康子が、至らぬながら、皆様に教えられ、支えられて、少しでも先人の意思に沿いたいと頑張って現在に至っております。今後も宜しく御指導の程よろしくお願い申しあげます。
梶 康子